遙かなる旅の果てに

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遙かなる旅の果てにはるかなる たびのはてに)はカービィ小説ML運営委員会で連載されているリレー小説。略称は遥旅。現在は停止中である。


ネタバレ注意 : 以降の文章には、作品の内容に関する記述が含まれています。



目次

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  • 1 概要
  • 2 あらすじ
  • 3 キャラクター
  • 4 世界
  • 5 アイテム
  • 6 諸問題
  • 7 関連項目
  • 8 外部リンク

概要

カービィ小説ML運営委員会のリレー小説の中で比較的新しい小説である。物語冒頭で時が止まってしまうためか、殆どの原作キャラが活躍する場面は少ない。そのため、主人公の影が薄い。
この作品に限ったことではないが、物語が進むにつれキャラが増加し、様々な問題が発生している。その代表として「ダークシリカ」が挙げられる。(ダークシリカの登場により物語の目的が大きく変わってしまい、問題となった。)

あらすじ

 その夜、カービィは小高い丘の上で星を眺めていた。物思いに耽りながら。
 午後二時になった頃、カービィの背後から声が聞こえた。カービィが振り返ると、そこにはどす黒い紫色をした球状の光が浮いている。光は意味深なことを口走り、消えた。
 カービィは訳が分からないまま、その空間を見つめていた。

 朝。カービィはようやく光の言っていたことが理解できた。傍で寝ていたグーイがそのままの状態で止まっていたのである。朝日は、山頂を縁取ったままの形で停止していた。

 カービィは他の仲間達に会いに行く。だが、全員が止まっていた。カービィは絶望感に苛まれる。そんな時、光の言っていたことが脳裏に過ぎる。そして、希望を持ち、決意する。

  「探さなきゃ…他に…僕以外に

      時を持っている者を…

キャラクター

ちゃんとした設定を知りたい人は遙かなる旅の果ての倉庫を参照。(下記リンクより)

味方サイド(書くのが難しいと判断した場合説明は略される)

・カービィ
   物語の主人公。こういう小説では決まって影が薄くなるが、本人は慣れているようだ。
   カービィレンジャーの一員である。自称リーダーであるが、聞く所によると明確なリーダーはいないらしい。
・十留
   時が止まってからのポップスターで始めて出逢った人間。
   本名ジュール=ケープ=カナベラル。万能航行艦マトリエス号艦長であり、男っぽい口調で話す。
   魔法への耐性はない。
・ルクソル
   マトリエス号副館長。幽霊。
・イチタ
   黒い短髪、黒い瞳、漆黒のマントと黒づくめ。
   暗めでマイペースだが、真面目。
   アシュルとは親友。
・アシュル
   明るく真面目で、機械いじりや発明が趣味。
   凄い天才発明家で、幼い頃からその天才ぶりを発揮していた。
メタナイト
   以前カービィと二度に渡り対決し、敗北した元星の戦士
   アニメ「星のカービィ」同様宝剣ギャラクシアを武器として使う。
リヴリィーナ
   ゼロ様命でゼロに利益があるかどうかを基準に行動する。
ゼロ
   人の姿で登場。ラブラブステッキの力を吸収して力が数十倍に跳ね上がった。
メイ
ブルームハッター
   掃除要員。彼にとっては掃除=闘いのようである。
・ルート
   喜怒哀楽が無く、無表情。消去能力を使える。
・マラカ
・シャドー
   カービィの影の存在。
・ティーラ
   一部の人より神として崇められている存在。独特な口調で喋る。
   天使化、悪魔化、堕天使化が出来、実力は計り知れない。
・サイビィ(宿主)
   20年前に襲われた際死亡し、宿主を見つけ蘇った。
・ルメニア
・シルダリア
・屑霧 カラス
・オミニア
   ヤナギを作り出した存在。
・ゼーレス
・ケルベロス
・ケーナズ(時止め)
・テュール(時止め)
・ユウ
・ラダス
   イチタの剣を作った鍛冶師。
・レイド
・ルーク
・カービィズ
   3色のカービィをさして言う。イエローカービィ、レッドカービィ、グリーンカービィのこと。
   イエローはミラー、レッドはプラズマ、グリーンはスープレックスの使い手で、並みの使い手よりは強い。
・ジョニー
   おめでたい性格。因みにクラッシュ使い。
・デット(時止め)
・28号(時止め)
・エンデ
   『ego』により意志を持ち、肉体を持った闇の欠片。

デストルサイド

・デストイール
   組織の頭。通称デストル。
   己の野望のために活動している。
・銀
   組織本拠地の守護に当たっている竜。普段は人に化けている。
   デストルイールに対する忠誠心は誰にも負けない。
   攻撃の力を全て防御の力に変換している。よって、バリア等防御系に関してはピカイチ。
・クローセル
   『時の秘術』を扱え、時の再生・停止・逆再生ができる。
・ユエン
   デストル軍でナンバー2の実力者。
   星の戦士を憎んでいる(た)。
・ナイトメア
   デストル軍幹部。
   だが、それは偽りで、時が来たらデストル軍を裏切ろうと画策している。
・ダークマインド
   デストル軍幹部。
   ナイトメアと同じく、時が来たら裏切ろうと画策している。因みにこの計画の立案者。
・マルク
   デストル軍幹部。
   ナイトメアと同じく、時が来たら裏切ろうと画策している。
・ソグネフィヨルド
   通称ソグネ。
   十瑠とは深い仲で、彼女にとっては宿敵。
・ガウス
   ソグネを師とする幼い科学者。
・ヤロスラブリ
   組織の救護班。通称スラ。
・ジャック(動向不明)
   カムイの命を狙う男。
・レイラ
   カービィ達のスパイ(だった)。
   アスナというもう一つの人格がある。
・スリーク(動向不明)
   人型でないものを憎む男。
   動向とか言う以前に詳細不明。
・ライム
   ティーラと知り合いである具現族。
   超が付くほどの利己的主義者。
・ゼロツー
   ゼロと同じく人型で登場。
   赤い短髪で左頬に絆創膏をしている。
・ウィーダ
   精神と記憶の支配・操作のエキスパートであり、視野に入った人の心を読める。
・アル
   ティーラの兄。命の番人。
   記憶喪失である。
   因みに、サイビィ(宿主)に罰を与えたのは先代の命の番人。
・シトカ
   ゼロツーに仕えている。
   電波送信専用生物で、送信は1秒に100回はできるが電波受信はできない。
・ダークマターズ
   ゼロツーが生み出したダークマター。名前はそれぞれウルズ、イェーラ、エオル、ラド、ソウェル。
・コルト
   ゼロツーに仕えている少女。
   ウィーダに想いを寄せている模様。
   コレカラスター編でのカップリング急増の原因を図らずも作ってしまった人

3兄弟軍

・『ご主人様』
   序盤のヤナギのセリフで確認できるのみで詳細は不明。
・ヤナギ(死亡)
   『ご主人様』に最も近いとされる人間。
   体に取り付いていた寄生虫をイリスが取り除いた。
   その際に光と闇に分裂し、コレカラスターにて双剣ルインズ・フェイトの魔式解放により光・闇の両方とも死亡。
・クヌギ
   ヤナギ・ルナギの兄。
・ルナギ
   3兄弟の末っ子。得意な魔法や禁術・合成術などを使う。
   それらを何度も使えるほどの魔力と精神力を持っている。
・ユカリ
   イチタとアシュルとは大の仲良し。
・ブルー
   ドジでめんどくさがりだが好戦的。
   ちなみに暑い所が大の苦手で体力も長く持たない。
・イリス
   ユカリonlyストーカー。
   ユカリを捜しに火山噴火直前のコレカラスターに行こうとするなどすごい根性の持ち主。
   トールに操られたりと、ロクな目に遭っていない。
   トール曰く、虹の女神。
・13人魔女(通称イレイサー)
   イリスに仕える13人の魔女。
・レッド
   大人しめで暗く、几帳面。存在感が薄い。
   ブルーとは対照的で、炎を操る。

所属不明・中立

リステイト
   イリスの義理の兄。
・PSPマン
   某ゲーム機が問題になった当初の存在。人間を憎む。
・□ボタンレディ
   PSPマンと同じく某ゲーム機が問題になった当初の存在。
   「操作」を司る能力「バトントワリング」の達人のため、洗脳や精神操作などを受けない。
・カムイ
   メイと共に何でも屋をやっている。
   「ガンマモード」と言う能力を持っている。
   「ガンマモード」に入ることにより「自己管理能力」「自己修復能力」「武器覚醒能力」が付け足される。
・ファボス
   神という存在をこれ以上ないほど憎み、怨み、嫌悪をする死神。
   世界を第二の魔界にするため動く。
・マリア
   アシュルの幼馴染で、彼に気がある少女。
・トール
   ホロビタスターにてイリスと出会った男。
   精神操作が得意なので相手を惑わしたりして戦う。

世界

遥旅では、星のカービィ64の世界が採用されている。
6つの星にそれぞれ一つずつ欠片と器があり、それらを集めるのが遥旅の目的である。

アイテム

欠片(かけら)と器(うつわ)

光・氷・炎・水・地・心・闇の全七つがある。
欠片と器はそれぞれ、光はポップスター、氷はブルブルスター、炎はコレカラスター、水はウルルンスター、地はホロビタスター、闇はリップルスターにある。
欠片と器は二つで一つ、どちらかが欠けると効果を発揮しなくなる。
欠片と器を神器の器(虹の剣)にそれをはめ込み、資格ある者が振るうと、望みを叶える場所への扉が現れる。
欠片や器の中には、物質中に含まれている場合があり、代表例はスターロッド。
物質から欠片を取り出す際は、資格ある者しか取り出せない。
また、心の欠片はラブラブステッキにあり、光の器はスターロッドだと思われる。

虹の剣

ポップスターに存在する七つの島にある「虹の雫」を集めてできる魔をはね返す力を持つ剣。
かつてカービィがダークマターと戦った際に使用された。
「神器の器」であり、これに七つの欠片と器をはめると願いが云々…ということになる。

諸問題

キャラクターの増加に伴い、味方サイドのキャラクターが多すぎるという事態が発生した。
その他にもキャラが立っていないキャラが多すぎることなども問題となっている。
例を挙げれば、メイ、イレイサー、ダークマターズ等。
また、当初は旅の目的が明確でないキャラもいる。
オリジナルキャラクターばかりが出てくるためか、原作キャラが目立たないと言う事態にまで発展した。
よって、現在の遥旅はキャラ削減傾向にあると共に、原作キャラを目立たせようとする傾向にある。
その例が「カービィレンジャー」であり、「バブルス」であり、「ジョニー」である。
(性格にはジョニーは「原作キャラ」ではないがポピーブロス族である)

ダークシリカの登場で問題が起き、遥旅の目的が「欠片と器を集める」から「打倒ダークシリカ」へと変わってしまった。
これについて様々な矛盾が発生(デストルが狂った際、銀の出番が無くなってしまったこと等)、事態の収拾がつかなくなった。これに対し、「『ダークシリカ』は無かったことにする」でひとまず落ち着いた。

 

関連項目

外部リンク